古代ローマを楽しく知るために、おすすめする本【目的別で紹介】

古代ローマを楽しく知るおすすめ本紹介

テレビや雑誌、映画やマンガなどで興味を持った古代ローマ時代。
あなたはそこで、もう少し古代ローマについて知ろうと思い、通販サイトAmazonで古代ローマの本について検索をしてみる。
または本屋に足を運び、歴史のコーナーをのぞいて見たとする。

しかし、古代ローマ時代をテーマとした本がたくさんあり、どの本を選べばいいのかわからない。
図書館で試し読みをすればいいのだが、毎日が忙しく、そんな時間をつくる暇がない――。

そんなあなたのために、私が当サイト『古代ローマライブラリー』で使用した参考図書や、私が読んだことのある本の中から、「どのようなことを知りたいか」という目的別に、おすすめの本を9点ピックアップしてみた。

おすすめする本は、次のような人を対象としている。

  • テレビや雑誌の特集を見て、古代ローマ時代に少し興味を持ったので、もう少し本で詳しく知りたい方
  • 暗記するための世界史が苦手だった方
  • ヨーロッパに観光に行くので、予備知識がほしい方

当サイト『古代ローマライブラリー』のコンセプトである『大人のための愉しむ』歴史を知りたい方なら、ご満足いただけるかと思う。

古代ローマを知るなら、まずはこの一冊!

古代ローマを知る事典

古代ローマを知る事典表紙
内容の目安
読みやすさ
(3.0)
イラストや図の数
(3.0)
読みごたえ
(4.0)
おすすめ度
(5.0)

古代ローマを知るなら、ぜひおすすめしたい本が、その名もズバリの『古代ローマを知る事典』。
歴史はもちろん、文化や技術、ライフサイクルなどを網羅的に紹介されているので、古代ローマがどのような時代だったか、ある程度わかるようになっている。

また、ほかの本を読んだり作品を鑑賞するときに、わからない用語や内容を辞書的に利用することも可能だ。

すぐに読まなくても、持っていて損をすることはない一冊だろう。

おすすめポイント
  • 古代ローマ時代の説明を、400ページ足らずにまるごと凝縮!
  • 各項目に内容がまとまっているので、興味のあるところをつまみ読みできる!

古代ローマの歴史の流れをざっくりと知りたい

知識ゼロからのローマ帝国入門

ゼロからのローマ帝国入門表紙
内容の目安
読みやすさ
(4.5)
イラストや図の数
(4.5)
読みごたえ
(2.0)
おすすめ度
(3.5)

古代ローマ時代のことは全く知らない。
でも古代ローマの歴史を、ざっくりとでもいいから知りたい――。

そんなあなたにおすすめするのは、『知識ゼロからのローマ帝国入門』。
豊富なイラスト、図解などを駆使したプレゼン資料のような構成なので、ローマの建国から滅亡までを、さっと眺めるのに役立つ。

文章を読むのが苦手だけど、絵を見るのは好き。
ビジュアルから入りたい。
そういう方には、満足いただけるのではないだろうか。

おすすめポイント
  • とにかくイラストが豊富!
  • 各時代を図解で説明しているので、内容を理解しやすい!

教養としてのローマ史の読み方

内容の目安
読みやすさ
(4.0)
イラストや図の数
(1.5)
読みごたえ
(3.0)
おすすめ度
(4.0)

古代ローマの歴史の流れを、もう少し詳しく知りたい方は、『教養としてのローマ史の読み方』をおすすめする。

こちらは図版が少ない代わりに、ローマがどのように発展、拡大し、転換期を迎え、衰退・滅亡していったのかを、しっかりと説明してくれる一冊。
一冊の読み切りなので、時間がないビジネスマンでも、通勤のお供にできるだろう。

おすすめポイント
  • 1冊でローマの建国から滅亡までを解説!
  • 文章主体なので、読みごたえは抜群!

ローマ人の物語

ローマ人の物語1巻表紙
内容の目安
読みやすさ
(4.0)
イラストや図の数
(1.5)
読みごたえ
(5.0)
おすすめ度
(4.0)

歴史書のような堅苦しい文章はイヤ!
でも小説や物語なら読み慣れているので、少しぐらい分量が多くても、小説のような文章ならだいじょうぶ。

そんなあなたには、『ローマ人の物語』をおすすめしよう。

著者はもともと小説家なので、歴史の解説というよりは、物語のような親しみやすい文章を愉しむことができる。
私は『ローマ人の物語』を「恋する歴史書」と(勝手に)名付けたが、内容を鵜呑みにするのは危険にしても、魅力ある人物の描きだしに、引き込まれるのではないかと思う。

おすすめポイント

単行本15巻、文庫本全43巻の圧倒的ボリューム!
流麗な文体で、ついつい読み進めたくなる疾走感と、魅力的な人物たちの描きだし!

古代ローマの庶民の生活や日常を知りたい

古代ローマ人のくらし図鑑

古代ローマのくらし図鑑表紙
内容の目安
読みやすさ
(4.5)
イラストや図の数
(5.0)
読みごたえ
(2.5)
おすすめ度
(3.5)

古代ローマ人の日常生活をビジュアルで見るなら、『古代ローマ人のくらし図鑑』がおすすめ。

古代ローマの風習や文化、古代ローマ人がどのように1日を過ごしたかなど、数多くのイラストを使って、見た目にもわかりやすく紹介している。

古代ローマ人の普段の生活がどのようなものだったのかをビジュアルで知りたい方には、参考になる一冊だろう。

おすすめポイント
  • 古代ローマ人の日常やくらしの様子が、ビジュアルでわかる!
  • この一冊でこれでもかというぐらい、いろんな内容が紹介されていて、ページ数の割に読みごたえあり!

古代ローマ人の24時間

古代ローマの24時間表紙
内容の目安
読みやすさ
(3.0)
イラストや図の数
(1.5)
読みごたえ
(4.5)
おすすめ度
(4.0)

古代ローマ人、それも首都ローマに住む人たちが、どのように生活していたかを知りたいあなたには、『古代ローマ人の24時間』をおすすめする。

『古代ローマ人の24時間』の設定は、今から約1900年前の古代ローマ時代にタイムスリップし、まるでドキュメンタリー番組のように首都ローマの1日の様子を描きだす、というもの。

一日の各時間ごとにテーマがあり、実際のローマの様子を追いながら、古代ローマ時代の背景を説明しているので、臨場感があり、自分がまるで古代ローマ時代にタイムスリップした気分になるだろう。

おすすめポイント
  • ドキュメンタリー番組のような臨場感が味わえる!
  • 古代ローマ人の常識や感覚を描いているので、古代ローマ時代の考えや雰囲気が伝わってくる!

古代ローマ旅行ガイド

古代ローマ旅行ガイド1日5デナリで行く表紙
内容の目安
読みやすさ
(3.5)
イラストや図の数
(3.0)
読みごたえ
(3.0)
おすすめ度
(4.0)

「古代ローマのことを、もっと身近に感じたい!」
と思っているあなたにおすすめする本は、『古代ローマ旅行ガイド 1日5デナリで行く』。

この本のコンセプトは独特で、古代ローマにタイムスリップして、首都ローマを観光するためのガイドブック、という名目で書かれている。
とはいえ、観光ガイドを装いつつ、ローマの各地をしっかりと説明しているので、『古代ローマ旅行ガイド』は古代ローマを知る手がかりにも十分になるだろう。

独特の言い回しと説明に、思わずクスリと笑ってしまう箇所が随所にちりばめられているので、飽きることなく最後まで読めること間違いなし。

おすすめポイント
  • 変わったコンセプトでも、古代ローマ時代をしっかりと説明!
  • 巻末の「役に立つラテン語会話」が、ツッコミどころ満載!

古代ローマ独特の文化を堪能したい

グラディエイター

グラディエイター表紙
内容の目安
読みやすさ
(4.0)
イラストや図の数
(3.5)
読みごたえ
(2.5)
おすすめ度
(3.5)

古代ローマ人たちの娯楽である剣闘試合や、その試合を行う剣闘士について、初めて知るなら『グラディエイター 古代ローマ 剣闘士の世界』がおすすめ。

実際に出土している資料を掲載しつつ、剣闘士の世界をイラスト付きで紹介する本書は、剣闘士がどのような存在だったのか、剣闘試合がどのように行われていたのかを知る入門書として、最適だろう。

あなたが古代ローマの剣闘士に転生しても、迷わないこと間違いなしである。

おすすめポイント

剣闘士に関わる人や、剣闘士の種類もイラスト付きで紹介!
奴隷戦争として有名な、スパルタクスの乱の顛末も収録!

奴隷のしつけ方

奴隷のしつけ方表紙
内容の目安
読みやすさ
(2.5)
イラストや図の数
(1.0)
読みごたえ
(4.0)
おすすめ度
(3.0)

古代ローマの奴隷がどのような存在だったのか、古代ローマ人の感覚として知りたいなら、『奴隷のしつけ方』をおすすめしたい。

『奴隷のしつけ方』は、奴隷を何人も持つ古代ローマ人が、主人として奴隷をどのようにあつかうのが正しいのか、という指南書で、この古代ローマ人の言葉を翻訳する、という体裁で書かれている。

もちろんこのローマ人は架空の人間であり、 古代ローマの研究者である翻訳者こそが『奴隷のしつけ方』の著者である。
実際の資料を踏まえて記述しているので、現代では身近に感じることのない『奴隷』に対する古代ローマ人の感覚が、とてもわかりやすく表現されている。

おすすめポイント
  • 古代ローマ人の言葉を翻訳する、という形が独特で新鮮!
  • ヤマザキマリさんの装画が、奴隷の雰囲気をよく表している!

古代ローマ時代をテーマにしたマンガが読みたい

テルマエ・ロマエ

内容の目安
読みやすさ
(5.0)
史実への忠実度
(3.0)
読みごたえ
(2.0)
おすすめ度
(4.5)

古代ローマの歴史を題材にしたマンガで、お腹を抱えて笑いたいあなたには、『テルマエ・ロマエ』をおすすめする。

『テルマエ・ロマエ』のテーマは、古代ローマのお風呂。
このお風呂を巡って、古代ローマの風呂設計士であるルシウスが現代日本にタイムスリップし、さまざまな騒動を巻き起こすというコメディだ。

だが、タイムスリップといういかにもマンガ的な設定のバックグラウンドにある、古代ローマの情景やお風呂の描写は、かなり細かく古代ローマのことが調べられており、あなたが古代ローマのことを知れば知るほど、その細かな設定に気づいてより深く楽しめるだろう。

おすすめポイント
  • 現代日本と古代ローマ人の文化的交流が巻き起こすドタバタコメディ!
  • 古代ローマのお風呂の設定など、時代を知れば知るほど忠実に再現されている時代考証力!

プリニウス

マンガ プリニウス1巻表紙
内容の目安
読みやすさ
(4.0)
史実への忠実度
(4.0)
読みごたえ
(4.0)
おすすめ度
(4.5)

古代ローマの雰囲気を、より深くマンガで味わいたいあなたは、『プリニウス』を読むといいだろう。

『テルマエ・ロマエ』では、いかにもマンガ的な設定がプラスされていたが、この『プリニウス』では、実際に古代ローマを生きた人物である、博物学者の大プリニウスを題材にしているので、より史実に近い内容が反映されている。

『テルマエ・ロマエ』と同じく、作品に出てくる細かいものが、古代ローマ時代に使用されていた道具だったりと、さらに古代ローマを楽しめるだろう。

おすすめポイント
  • 史実に沿って展開されるストーリー!
  • 単に学術的な内容ではない、創作との絶妙なバランスで引き込まれる物語!

今回のまとめ

以上、古代ローマのことをこれから学ぶあなたのために、なるべく楽しく知ることのできる本を、私の独断で選ばせていただいた。

古代ローマ時代をより深く堪能できる足がかりとして、紹介した本たちをご活用いただくといいだろう。

なお、紹介した本のいくつかは、電子書籍のKindleで読めるはずだ。
Kindleの読み放題サービスであるUnlimitedであれば、電子書籍が月額980円で読み放題なので、そちらを利用して読むのもありかと思う。

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